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#zoom-nomikai

この記事は CAMPHOR- Advent Calendar 2019 の8日目の記事です。7日目は @asamas さんの「スプラトゥーン2の戦績データを取得する+おまけ」でした。

CAMPHOR- Advent Calendar には2014年から参加していて6度目の参加になります。今日は CAMPHOR- というコミュニティの Slack にある #zoom-nomikai チャンネルの話をします。

CAMPHOR- とはもともと京都の IT に興味のある学生のコミュニティで、そこの卒業生も含むオフライン&オンラインのコミュニティを指しています。学生メンバーは京都大学近くの町屋 CAMPHOR- HOUSE を活動場所にしていて、卒業メンバーはオンラインのみまたは東京中目黒にあるコワーキングスペース CAMPHOR- BASE を活動場所にしています。オンラインでは Slack (または Discord) でコミュニケーションをしています。

6日目の記事が @watambo による CAMPHOR- BASE の紹介記事になっているので興味を持たれた方は 👉 https://note.com/viking/n/n8562bca82f95

もともとは京都のコミュニティでしたが卒業メンバーの多くは京都を離れ東京、名古屋、アメリカなど様々な場所にいます。 京都の町屋でぬくぬくわいわいと作業をしていた時代を懐かしみ、最近ビデオ会議システムの Zoom を利用した zoom-nomikai というオンライン飲み会を始めました。簡単に言うと複数人でビデオ通話をつないで家でビールを飲んでいるだけです。

zoom-nomikai の様子

以前は appear.in (現 whereby.com) を利用して似たようなことをしたことがありましたが、通話品質を求めて Zoom に移行しました。

zoom-nomikai の誕生
  • 🌏 どこに住んでいても参加可能
  • 👛 安い
  • 😪 寝落ちが可能

物理的制約が無いのでどこに住んでいても自宅から一歩も出ずに開催・参加が可能です。物理的制約は無いと言ったけど時差はあるのでアメリカ在住のメンバーと話す時は向こうは早朝でコーヒーを飲んでいましたが。

家にあるものを飲むだけだし、別に飲まなくてもいいので基本料金無料。

たくさん飲んでも終電を気にする必要は無いしそのまま寝られて便利。

家でビールでも飲むかという時に同じくそういう気分の他のメンバーを集められるように、Slack 上に #zoom-nomikai チャンネルと Zoom の入室通知を実装しています。

Slack 通知

Zoom アプリケーションの通知機能は決してリッチでは無いのですが、「ホストの前に出席者がミーティングに参加した際」にホストのメールアドレスにメール通知を飛ばすことはできます。これを利用して Slack のチャンネルに通知メッセージを流すようにしました。

Zoom の通知設定

こういう流れで

通知機能の構成

Lambda はこういうの。

Lambda

💡Lambda のおすすめ Tips なんですが、axios だけインストールした Lambda Layer を作っておけば、こういうシンプルな HTTP リクエストだけをする Lambda ならウェブコンソール上だけでちゃちゃっと書いて完成するので便利です。

あと細かい Tips ですが SES は東京リージョンが無い(2019年時点)ので Lambda も東京リージョンではなく SES と同じリージョンを使う必要があるので注意してください。

こんなもの自分で作らなくても Slack 標準のメールインテグレーションを利用すればドーンなんですが、Slack の無料プランでは利用できる Slack App 数の上限が設けられているので Incoming Webhooks のみを利用する構成にしました👛

Webhook 機能なら Discord にもあるので、この構成なら Discord 上のコミュニティでも利用が可能です。

zoom-nomikai は家🏠とインターネット📱と缶ビール🍺があれば誰でもすぐに始められます。お近くのコミュニティにいかがでしょうか。